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気象庁は日本の南で発達中の熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みと発表しました。先日の14号ほど強まることはないものの、東海や関東に近づく予想で大雨に警戒が必要です。
熱帯低気圧が進んでいる周辺の海面水温は29℃前後と高く、上空との風速も小さいため発達。台風になるとみられます。太平洋高気圧の縁に沿って北上し、近畿から東海、関東に近づく見込みです。 台風14号のようには発達しないため、風よりも雨に警戒が必要になります。周囲に活発な雨雲を伴うため接近すると雨が強まり、明日23日(金)・秋分の日以降は日本海から前線が進んでくるため、北陸や北日本でも雨雲が発達する予想です。 特に紀伊半島周辺では台風に吹き込む風が山にぶつかることで激しい雨が続いて雨量が増加し、土砂災害や河川増水の危険性が高まります。 三連休中に広範囲で大雨となる可能性がありますので、最新の情報を確認し、雨への対策を行なうようにしてください。
台風は、中心が近づくにつれて暴風をもたらし、さらに台風のスピードが遅いと、暴風が長い時間続く場合があります。また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、ネットに風圧がかかり、鉄塔倒壊に至ることがありますので、十分な注意が必要です。
JGRAでは、鉄塔倒壊を重点的とした施設適合チェックを下記の通り基準化しております。台風前に再度スタッフとご確認の上、準備してみましょう。
1.構造物の基準適合確認
1)ネット可動式施設の場合
□ ネットを下した状態に風圧力を前提とした構造計算にて安全性が確かめられている。
2)ネット固定式施設の場合(一部ネット固定式も含む)
ネットを取り付けた状態にて圧力を前提とした構造計算より安全性が確かめられている。
3)嵩(かさ)上げ施設の場合
当初建築より嵩上げをしているが構造計算にて安全性が確かめられている。
2.安全点検
定期的に鉄塔の安全点検を実施している。
「鉄柱等の劣化状況について建築士・専門技術者の助言を踏まえ点検の結果に応じて補修等の処置を実施している。
①鉄塔やトラスト・アンカーボルト等にサビや亀裂が発生していないか確認を実施している。
②柱脚のアンカーボルトの破断等が無いか確認を実施している。
③ネット・ワイヤー等の安全確認を実施している。
3.強風対策等
指示体系が明確な組織図を作成する。
「ネット降下や営業縮小の判断をする責任者の代行順位の明確化」
従業員誰もが理解できる簡便な強風時緊急マニュアル「作業手順書」を作成している。
営業の一時中止・営業中止マニュアル「作業手順書」を作成している。
台風終了後の営業再開に関してのマニュアル「作業手順書」を作成している。
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