NEWS
大型で強い勢力の台風14号(ナンマドル)は、9月16日(金)6時現在、日本の南を西へ進んでいます。 明日17日(土)以降は奄美や沖縄に近づく見込みです。その後は北寄りに進み、三連休中に強い勢力のまま九州など西日本に接近・上陸するおそれがあります。 三連休明けにかけて東寄りに進路を変えて、日本列島を縦断する予想です。全国の広い範囲で荒天となる見込みで、警戒が必要です。
台風14号は強い風の吹く範囲が広く、今朝6時の時点で強風域の直径が1210kmもの大型の台風となっています。 広い強風域を持っているため、台風の中心から離れたところを含む広い範囲で風が強まる見込みです。台風が九州に近づくとみられる18日(日)午後から19日(月)朝は九州を中心に暴風が吹き荒れ、西日本の広範囲で風が強まるとみられます。 また、台風の東進に伴い19日(月)午後以降は東日本や北日本でも強い風が吹き、台風に近い日本海側では暴風となるおそれがあります。広い範囲で鉄道や飛行機など交通機関に影響が出ることが懸念されます。三連休で移動を予定している方は交通情報もご確認ください。 台風の進行速度についてはまだ予測の幅があり、影響時間が変わる可能性があります。進行速度が遅くなると風の強い時間帯が長くなるおそれもあります。最新情報をこまめに確認するようにしてください。
台風は、中心が近づくにつれて暴風をもたらし、さらに台風のスピードが遅いと、暴風が長い時間続く場合があります。また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、ネットに風圧がかかり、鉄塔倒壊に至ることがありますので、十分な注意が必要です。
JGRAでは、鉄塔倒壊を重点的とした施設適合チェックを下記の通り基準化しております。台風前に再度スタッフとご確認の上、準備してみましょう。
1.構造物の基準適合確認
1)ネット可動式施設の場合
□ ネットを下した状態に風圧力を前提とした構造計算にて安全性が確かめられている。
2)ネット固定式施設の場合(一部ネット固定式も含む)
ネットを取り付けた状態にて圧力を前提とした構造計算より安全性が確かめられている。
3)嵩(かさ)上げ施設の場合
当初建築より嵩上げをしているが構造計算にて安全性が確かめられている。
2.安全点検
定期的に鉄塔の安全点検を実施している。
「鉄柱等の劣化状況について建築士・専門技術者の助言を踏まえ点検の結果に応じて補修等の処置を実施している。
①鉄塔やトラスト・アンカーボルト等にサビや亀裂が発生していないか確認を実施している。
②柱脚のアンカーボルトの破断等が無いか確認を実施している。
③ネット・ワイヤー等の安全確認を実施している。
3.強風対策等
指示体系が明確な組織図を作成する。
「ネット降下や営業縮小の判断をする責任者の代行順位の明確化」
従業員誰もが理解できる簡便な強風時緊急マニュアル「作業手順書」を作成している。
営業の一時中止・営業中止マニュアル「作業手順書」を作成している。
台風終了後の営業再開に関してのマニュアル「作業手順書」を作成している。
公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟
Copyright © 2019 JGRA All Rights Reserved.